翻訳家によるコラム「分子生物学・バイオ技術・環境コラム」



分子生物学・バイオ技術・環境コラム

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2013/05/01
LNGのタンカー輸送と液化

生物学翻訳、学術論文翻訳、環境翻訳担当の平井です。

常温、常圧化では単位体積当たりのエネルギー密度が低い天然ガスは、昇圧してパイプラインで輸送するか、天然ガスを-162℃で液化し容積を600分の1にしてLNGタンカーで海上輸送するしかありません。

ガス産地から海を隔てている日本は、パイプラインを選択する余地は一般的に少なく、1969年にアラスカからLNG輸入を開始して以来、世界のLNG産業をリードしてきました。

LNGを輸入して各家庭まで都市ガスとして輸入するには、ガス田の探鉱・開発から始まり、天然ガス液化、海上輸送、受入基地での貯蔵・再ガス化からなるLNG事業の各局面がチェーンのようにすべて結合している必要があり、実現するまでには長い時間と大きな設備投資を伴います。
日本に輸入されたLNGは受入基地に貯蔵され、再ガス化してパイプラインで、あるいはLNGとしてローリー、貨車、内航船によって消費地に供給されます。

日本のLNG関係企業は、市場の拡大、資金調達、LNG液化プラント設計・建設、LNGタンカーおよびタンクなど建造技術の進歩などにおいて貢献してきました。今後の活躍にも目が離せません。


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