翻訳家によるコラム「分子生物学・バイオ技術・環境コラム」



分子生物学・バイオ技術・環境コラム

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2013/04/17
一般住宅で採用される単相3線式配電方式

生物学翻訳、学術論文翻訳、環境翻訳担当の平井です。

電力会社の契約アンペア容量(ampere capacity)が40アンペア以上の屋内配線(house wiring)には、単相3線式と呼ばれる電気方式が採用されています。単相3線式は3本の電線で部屋に引き込まれていて、100ボルトと200ボルトの2つの電圧が使用できます。

単相3線式が普及した理由は、家庭で電子レンジ(microwave)やエアコン、電磁調理器などの使用電力の大きなものが増加してきたためで、これらの大きなパワーを出す機器の定格電圧が200ボルトの製品が多いためです。そして単相3線式なら100ボルトも取れるので、普通の機器も今まで通り使えます。

単相3線式の配電とは、柱上変圧器の二次側巻線の両端と巻線の中間点から1本の電線を引き出し、合計3本の電線を用いて配電する方式です。この中間点から引き出した線を中性線と呼びます。中性線と外側の線との間の電圧は100ボルトが得られ、外側の2線間の電圧は200ボルトですから、100ボルトと200ボルトの使用が可能になります。

ただ、家庭内に200ボルトの機器がない場合や、あってもエアコンなどでコンセントを使わない場合、自宅が単相3線式だということに気づかないでいる家庭も多いようです。契約アンペアが40アンペア以上なら必ず単相3線式ですから、電力メータの配線などで確認してみるのもいいでしょう。


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