翻訳家によるコラム「分子生物学・バイオ技術・環境コラム」



分子生物学・バイオ技術・環境コラム

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2013/03/07
販路が拡大する医薬品と化粧品

生物学翻訳、学術論文翻訳、環境翻訳担当の平井です。

大衆薬品の場合、メーカー(manufacturer)から大衆薬品専門の卸売業を経て、薬局の店頭(shop front)に置かれるというルートが一般的です。しかし、医療用医薬品卸売業も大衆薬を扱っているケースがあり、そこから薬局へと流れるケースもあります。また、メーカーから直接、自社チェーンの薬局や営業所に入り、そこで販売されるということもあります。

医療用医薬品の場合、各メーカーから医療機関(medical institution)に自社製品の取り扱いなどを説明するメーカー係員が派遣され、価格を含む様々な販売条件について交渉が行われます。医療用医薬品卸売業者はメーカー係員が交渉した販売価格で医療機関に医薬品を販売します。メーカーから直接、医療機関が薬品を購入することもあります。

化粧品流通においてもメーカーが主導となります。資生堂、カネボウなどの大手メーカーは販社網などを通じて、デパートなどの売り場に販売員を派遣します。販売員は美容相談(beauty counsel)に応じたり、品揃えや商品管理を行ったりします。

メナード、ポーラなどの訪問品メーカーは販売員を直接、消費者の過程に訪問させます。そして商品の説明、販売を行わせます。いわゆる対面販売の形式が取られているわけです。私の家にも何度か宣伝にいらっしゃられたことがあります。そういう趣味はないので断りましたが(笑)。

ちなみに化粧品市場は少子化の影響を受け、海外に販路を拡大する必要に迫られています。中国などのアジア市場でも、商品についてのノウハウのある販売員がこれまで以上に必要となってきています。


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