翻訳家によるコラム「分子生物学・バイオ技術・環境コラム」



分子生物学・バイオ技術・環境コラム

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2013/02/19
商品陳列、品目構成の良し悪しが売り上げに直結

生物学翻訳、学術論文翻訳、環境翻訳担当の平井です。

広告(advertising)の最大の目的はユーザーの商品に対する注意、関心を高め、その商品がほしいという気持ちを強めることにあります。広告を見て「その商品がほしい」という気持ちが高まれば、購買意欲(buying motive)が出てくるからです。

広告の媒体としては新聞、雑誌、ラジオ、テレビ、インターネット、あるいはダイレクトメールやポスターなどがあります。さらに広告には企業の商品のイメージを高めるという効果もあります。

ただし、事実と異なる説明や取引先、消費者などを誤解させるような表現や方法などを用いることはできません。この点を踏まえ、広告に対しては景品表示法、不法競争防止法などの公的規制や業界単位の自主規制(self-imposed regulation)が存在します。

広告によって需要が刺激されれば、商品が大量に生産されたり、店頭に並べられたりするケースも出てきます。しかし、十分な需要予測に裏打ちされない過剰生産は過剰在庫、不良在庫の原因となります。「広告をたくさん出して流通量を増やせば、商品は自然に売れるはずだ」といった考え方を単純に採用すると過剰在庫を招くリスクも大きいわけです。

また、過剰在庫の処理に商品のディスカウントを行えば、価格下落につながります。多くの広告を出し商品の認知度を高めても、収益増には結びつかないということになります。


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