翻訳家によるコラム「分子生物学・バイオ技術・環境コラム」



分子生物学・バイオ技術・環境コラム

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2013/01/30
人工衛星と惑星探査機の違い

生物学翻訳、学術論文翻訳、環境翻訳担当の平井です。

地球の重力圏(gravitaional sphere)を脱出して太陽系や太陽系の外を探査する、人間がつくった星は宇宙探査機(spacecraft)と呼ばれることがあります。宇宙探査機には大きく分けて、単に惑星のそばを通り過ぎる太陽周回型、惑星の周りを回る惑星周回型、惑星に軟着陸する惑星着陸型、太陽系(solar system)を飛び出していく太陽系脱出型の四種類があります。

宇宙探査機は地球の重力圏を離れ地球から遠いところに飛びます。地球軌道の外側の火星や木星などを探査したり、太陽系の外を探査したりする場合には、太陽からの距離が人工衛星(satellite)に比べて遠くなり、太陽系エネルギーはどんどん小さくなります。

普通の人工衛星は太陽電池を使って発電し電力を得ていますが、この太陽電池が使えるのはせいぜい火星までです。それより遠くに行く場合には原子力エネルギーなど、別のエネルギー源が必要になります。

も一つの大きな違いは、地上との通信のための通信機やアンテナです。地球との距離が遠くなると、探査機に届く電波や探査機から地上に送られてくる電波がどんどん弱くなってきます。したがって人工衛星に比べて探査機のアンテナを大きくしたり、通信機のパワーを大きくしたり、地上のアンテナを巨大なものにしたりする必要があります。


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