翻訳家によるコラム「契約書・政治経済・アート・スポーツコラム」



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2011/01/09
プロ野球・低反発球について

契約書翻訳、経済翻訳、政治翻訳、スポーツ翻訳担当の佐々木です。

今回は今シーズンからプロ野球で本格的に導入される低反発球(low resilient ball)がテーマです。

プロ野球では、今シーズンから1軍の試合球をミズノ社製の低反発球に統一する予定となっています。これまでは、球団ごとに使用するボールが異なりましたが、メーカーによって「飛ぶ」ボールと「飛ばない」ボールの差があるとの指摘が以前からあり、公平を期すために使用球を統一することになりました。

今季、1軍の試合では4社のボールが採用されていましたが、生産能力などを考慮した結果、ミズノ社と今シーズンから2年間の契約を結びました。低反発球を使用した実験では、飛距離が平均で約1m縮まっています。また、縫い目も幅が1mm広くなり、高さも0.2mm低くなりました。数値ではわずかな違いですが、投手は指先の感覚が重要であるため、シーズンが始まるまでに慣れなくてはなりません。

低反発球の導入により、ホームランの数は減少することが予想されます。2005年にもミズノ社が反発力を抑えたボールを採用していますが、そのときは両リーグのホームラン数が前年よりも約250本減少しました。投手にとって有利に働くことは間違いなく、より大胆な投球を展開することができるでしょう。各球団の野球スタイルは変わるかもしれませんが、昨シーズンのような熱いペナントレース(pennant race)を繰り広げてほしいと思います。


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