翻訳家によるコラム「契約書・政治経済・アート・スポーツコラム」

高橋翻訳事務所

契約書・政治経済・アート・スポーツコラム

契約書・政治経済・アート・スポーツコラム一覧へ戻る

2010/11/22
プロ野球の日本シリーズについて

契約書翻訳、経済翻訳、政治翻訳、スポーツ翻訳担当の佐々木です。

今回はプロ野球の日本シリーズ(Japan Series)についてです。

プロ野球の日本シリーズで、パ・リーグ(Pacific League)3位の千葉ロッテマリーンズがセ・リーグ(Central League)1位の中日ドラゴンズを4勝2敗1分けで下し、5年ぶり4度目の日本一を果たしました。レギュラーシーズン(regular season)の3位からクライマックスシリーズ(Climax Series)を勝ち抜き、日本一となるのは初の快挙です。

日本シリーズでは7試合のうち3試合が延長戦にもつれこみ、特に第6戦は延長15回、日本シリーズでは最長となる5時間43分の熱戦でした。第7戦の瞬間最高視聴率は関東地区で34.1%を記録するなど、テレビの前で釘付けとなったファンの方も多いのではないでしょうか。

ロッテはシーズン最終盤に3連勝して3位となりましたが、クライマックスシリーズでもその勢いは衰えず、西武ライオンズとソフトバンクホークスを撃破して日本シリーズへの出場権を獲得しました。日本シリーズでも西村監督が掲げたスローガンである「和」の下、選手たちは1つにまとまり、つなぎの野球で頂点まで登り詰めました。

今季は両リーグともシーズン終盤まで白熱した優勝争いとクライマックスシリーズの出場権をかけた3位争いを繰り広げ、プロ野球は盛り上がりを見せました。しかし、リーグ3位のチームが日本一となることに対し、反対を唱える声も少なくありません。リーグ優勝の価値が低くなり、日本シリーズの存在意義がなくなるとの意見もあります。

今シーズンのプロ野球には大きな関心が集まり、ファン以外の人々からも注目されるなど、クライマックスシリーズの存在は大きかったと言えます。有名選手の海外流出(outflow of famous players)が続く中、プロ野球を発展させるためにはどのようにすべきか、ファンの声も取り入れた継続的な対策が必要でしょう。


契約書・政治経済・アート・スポーツコラム一覧へ戻る


ご利用の際は、必ずご利用上の注意・免責事項をお読みください。