翻訳家によるコラム「契約書・政治経済・アート・スポーツコラム」



契約書・政治経済・アート・スポーツコラム

契約書・政治経済・アート・スポーツコラム一覧へ戻る

2010/11/01
リニア新幹線について

契約書翻訳、経済翻訳、政治翻訳、スポーツ翻訳担当の佐々木です。

今回は、 現在計画が進められているリニア新幹線(linear- motor bullet train)がテーマです。

JR東海(JR Tokai)が計画しているリニア新幹線ですが、 南アルプスを貫通する「直線ルート」 を採用することに決まる見通しとなりました。国土交通省( Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism)の審議会は、他のルート案に比べて「 直線ルート」は距離が短く、建設費も圧縮できるため、 最大の投資効果が見込めるとの試算を公表しています。

リニアモーターカー(linear motor car)を活用した新幹線は、JR東海が構想を進めてきました。 時速500キロで走行するリニア新幹線は、東京− 大阪間を約1時間で結び、2027年に東京−名古屋間、 2045年には大阪まで延伸する計画となっています。 環境への影響も少ない鉄道は世界的に見直されており、 各国で高速鉄道建設の計画が進んでいます。 世界に先駆けて実用化することにより、 これらの国に日本のリニア技術をアピールすることができるでしょう。

しかし、リニア新幹線の導入には東京−名古屋間で5兆円、 大阪までは9兆円の建設費が必要とされています。 費用はJR東海が負担する予定ですが、 事業を着実に進めるためには国のサポートが不可欠との指摘もあり ます。また、全路線の7割が地下トンネルを走行する予定のため、 安全対策や環境への配慮も求められます。 駅の建設費負担などの課題もありますが、 早期開業が実現できるよう、 関係者全体が協力して計画を進めてほしいと思います。


契約書・政治経済・アート・スポーツコラム一覧へ戻る


ご利用の際は、必ずご利用上の注意・免責事項をお読みください。