翻訳家によるコラム「契約書・政治経済・アート・スポーツコラム」



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2010/07/20
G20 首脳会議について

契約書翻訳、経済翻訳、政治翻訳、スポーツ翻訳担当の佐々木です。

今回のテーマは先日カナダで開催されたG20(Group of Twenty)です。

カナダのトロントで世界20ヶ国・地域首脳会議(サミット: summit )が開催され、首脳宣言( summit declaration )では、「成長に配慮した財政健全化」が打ち出されました。日本の菅首相は新経済成長戦略と財政運営戦略について説明を行っています。世界経済は、リーマン・ショック( Lehman shock )を発端とする金融危機を脱しつつありますが、ギリシャ危機( Greece debt crisis )の影響により、ヨーロッパ経済は依然として不安定な状況です。そのため、首脳宣言では、「景気刺激策の継続が必要」と指摘されました。また、「先進国は 2013 年までに財政赤字を半減させる」としましたが、財政悪化が深刻な日本は「例外扱い」となっています。

G20 では、中国の通貨である人民元も重要なテーマでした。宣言では人民元を名指しせずに、「為替レートの柔軟性」を指摘しましたが、今後も中国が人民元の切り上げを迫られるのは確実と見られています。

今回の G20 サミットでも各国の利害が対立し、意見を集約することの難しさが改めて浮き彫りとなりました。 G8 (主要 8 ヶ国: Group of Eight )と G20 へ向けてどのように対応していくべきか、日本は明確な戦略を立てる必要があるでしょう。


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