翻訳家によるコラム「契約書・政治経済・アート・スポーツコラム」



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2010/03/20
35年ぶりの快挙!ベルリン国際映画祭最優秀女優賞は寺島しのぶさん

契約書翻訳、経済翻訳、政治翻訳、スポーツ翻訳担当の佐々木です。

今日は、先日行われたベルリン国際映画祭( Berlin International Film Festival )についてです。

ご存じの方も多いと思いますが、若松孝二監督の「キャタピラー( Caterpillar )」で主演を務めた女優の寺島しのぶさんが、最優秀女優賞( Silver Bear for Best Actress )を受賞しました。手足を失って戦場から帰還した夫を迎える妻という難しい役柄を表現した演技が高く評価され、栄冠に輝きました。

3 大国際映画祭と言われる、ベルリン、カンヌ( Cannes International Film Festival )、ベネチア( Venice International Film Festival )の俳優部門では、過去に 4 人の日本人しか受賞しておらず、ベルリン映画祭での最優秀女優賞の受賞は 1975 年の田中絹代さん以来で、 35 年ぶりの快挙です。

昨年の米アカデミー賞( Academy Awards )でも、滝田洋二郎監督の「おくりびと( Departures )」が外国語映画賞( Academy Award for Best Foreign Language Film )、加藤久仁生監督の「つみきのいえ( La Maison en Petits Cubes )」が短編アニメ映画賞( Academy Award for Animated Short Film )を受賞するなど、近年は海外での日本映画の活躍が目立っています。

昨年の邦画の国内興行収入は 1,173 億円で、 2000 年に統計が発表されるようになって以来、最高額を記録しました。また、国内興行収入に占める邦画の割合は 57% に上るなど、アメリカ映画が映画界の中心となる中で、高い数字を維持しています。

しかし、興行成績の上位を占めた作品の多くは、人気のあるテレビ番組を映画化したものであり、日本映画の輸出額は年間約 60 億円程度と輸入額の 10 分の 1 に過ぎません。今後は積極的に人材を育成するとともに映画祭の規模拡大を図るなど、日本映画の質を高め、世界に通用する作品を生み出す環境を整備していくことが必要となるでしょう。


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