翻訳家によるコラム「契約書・政治経済・アート・スポーツコラム」

高橋翻訳事務所

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2013/05/02
東急東横線と副都心線の直通運転が開始

契約書翻訳、経済翻訳、政治翻訳、スポーツ翻訳担当の佐々木です。

今回のテーマは東急東横線(Tokyu Toyoko Line)と東京メトロ副都心線(Tokyo Metro Fukutoshin Line)の相互直通運転についてです。

3月16日に東急東横線と東京メトロ副都心線の直通運転が開始されました。東武、西武、東京メトロ、東急、横浜高速の鉄道5社が接続し、最長区間は東武東上線の森林公園駅からみなとみらい線の元町・中華街駅で88.6キロにも及びます。埼玉県や横浜市だけでなく、途中駅の渋谷や新宿、池袋でも集客効果が期待されており、経済の活性化につながると予想されています。東京メトロの情報によると、副都心線の平日利用者が4割ほど増加し、土日も池袋駅の利用者が6割程度増えているそうです。

直通運転によって乗り換えの回数が減り、通勤時間が短縮した方も多いと思いますが、残念ながらメリットだけではありません。都心では直通運転を採用する路線が増えたことにより、事故や車両故障が発生した場合に遅延の影響を受ける範囲が拡大する傾向にあります。私も電車で通勤をしていますが、このようなケースに遭遇することは少なくありません。直通運転の増加は電車の移動を楽なものにしてくれますが、事故や故障時の対応も併せて考えてくれるとより快適な公共交通機関になるのではないでしょうか。


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