翻訳家によるコラム「契約書・政治経済・アート・スポーツコラム」



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2013/04/25
北朝鮮に対する制裁決議

契約書翻訳、経済翻訳、政治翻訳、スポーツ翻訳担当の佐々木です。

今回のテーマは国連安全保障理事会(United Nations Security Council)が採択した北朝鮮への制裁決議についてです。

国連安全保障理事会は緊急会合を開き、3度目の核実験を行った北朝鮮に対する制裁決議を全会一致で採択しました。会合には常任理事国(permanent member)を含む15の理事国が出席し、核兵器や弾道ミサイル開発につながる可能性があると判断された場合、金融資産の移動やサービスの提供を禁止し、禁輸物資を積んでいると疑われる船舶の貨物検査も国連加盟国に義務づけました。

国連の決議に対し北朝鮮は反発を強め、韓国との不可侵条約(non-aggression pact)を全面破棄し、南北直通電話の連絡ルートを断絶する声明を発表しました。今回の決議にはこれまで北朝鮮を擁護してきた中国も賛成に回るなど、事態の深刻さがうかがえます。制裁を確実に履行するためには中国の協力が不可欠であり、朝鮮半島の安定には日中韓が一致団結して行動しなくてはなりません。予断を許さない状況は続きますが、妥協しない姿勢と粘り強い交渉で北朝鮮を説得しなければ、核兵器のない世界は永遠に訪れないでしょう。


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