翻訳家によるコラム「契約書・政治経済・アート・スポーツコラム」



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2013/03/18
J1昇格プレーオフ制度の賛否両論

契約書翻訳、経済翻訳、政治翻訳、スポーツ翻訳担当の佐々木です。

今回のテーマは今シーズンから導入されたJ1昇格プレーオフ制度(promotion playoff)についてです。

Jリーグの全日程が終了し、J1からはヴィッセル神戸、ガンバ大阪、コンサドーレ札幌がJ2へ降格。中でも2005年にリーグ優勝を果たすなど、1993年のJリーグ開幕時から加盟しているガンバ大阪が最終節で敗れて降格が決まるという波乱も含んでの今シーズン終了となりました。そして、J2からはリーグ戦1位のヴァンフォーレ甲府と2位の湘南ベルマーレが自動昇格、6位の大分トリニータがプレーオフを勝ち抜いて4年ぶりのJ1復帰を果たしています。

6位の大分トリニータが昇格と聞いて疑問を感じた方もいると思いますが、今シーズンからJ2の3位から6位のチームで戦うプレーオフ制度が導入されました。プレーオフはトーナメント形式で行われ、3位と6位のチーム、4位と5位のチームで準決勝を行い、勝者同士が決勝を戦うというものです。リーグ戦での優位性を確保するため、準決勝は上位チームのホームで行われ、90分以内に勝負が決まらない場合も上位チームの勝利となります。決勝は中立の会場ということで国立競技場が選ばれました。その結果ですが、準決勝ではいずれの試合も下位のチームが勝利し、決勝でもリーグ戦6位の大分トリニータが5位のジェフユナイテッド千葉を1対0で退け、初代のプレーオフ優勝チームとなりました。

この結果にはさまざまな意見が出ています。リーグ戦42試合の重みがなくなる、上位チームのアドバンテージが少ないなど否定的な意見がある一方、リーグ戦の順位争いが最後まで盛り上がるため集客が期待できる、プレーオフが注目されることによってJ2の活性化につながるなど肯定的な意見もあります。プロ野球でもクライマックスシリーズが導入されたときは賛否両論がありました。しかし、制度の変更を続けながら6年が経過し、今ではすっかり定着しています。J1昇格プレーオフ制度も今回の結果を受け、改善すべき点は改善していくことが重要となるでしょう。


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