翻訳家によるコラム「契約書・政治経済・アート・スポーツコラム」



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2013/01/28
進化する道の駅とその課題

契約書翻訳、経済翻訳、政治翻訳、スポーツ翻訳担当の佐々木です。

今回のテーマは、長距離ドライブには欠かせない道の駅(road station)についてです。

7月に入り、夏休みも間近。旅行の計画を立てている方も多いのではないでしょうか。車での長距離移動になくてはならないのが道の駅。国土交通省(Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism)のホームページによると、道の駅の定義は、道路利用者のための「休憩機能」、道路利用者や地域の方々のための「情報発信機能」、町と町とが手を結び活力ある地域づくりをともに行うための「地域の連携機能」を併せ持つ休憩施設とのことです。また、24時間利用可能な一定数の駐車スペース、トイレ、情報提供施設を備えた施設であることが登録の条件となっています。2012年3月現在で全国に987箇所あり、2007年に東京都八王子市に開設されたことによって47都道府県のすべてに道の駅が設置されました。

テレビや雑誌などでも特集されている道の駅ですが、工夫を凝らした取り組みが進められています。最近は地元産の野菜や特産品を低価格で販売する施設が増え、併設するレストランでは地元で採れた食材を使った料理を楽しむことができるのも特徴です。また、週末や長期休暇の際には各種イベントやスタンプラリーが行われるため、休憩などの目的以外で道の駅を訪れる人も少なくありません。

その一方で課題も浮き彫りとなっています。全国で1,000近くにも数が増えた道の駅ですが、1つの市で8箇所も設置している市町村があるなど、飽和状態となりつつあります。また、当初の予測よりも売上げが下回り、赤字経営が続いている道の駅も多いのが現状です。地方財政が厳しい現在、それぞれの道の駅がどのように個性を出して集客につなげ、そして生き残りを図るのか、真剣に検討する段階に入ってきているのかもしれません。


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