翻訳家によるコラム「契約書・政治経済・アート・スポーツコラム」



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2010/05/08
「 歌舞伎座の建て替え 」について

契約書翻訳、経済翻訳、政治翻訳、スポーツ翻訳担当の佐々木です。

今回は歌舞伎座( Kabuki-za Theater )の建て替えについて取り上げました。

老朽化に伴う建て替えのため、銀座にある歌舞伎座が 4 月の興行終了後、休館に入りました。最初の歌舞伎座は 1889 年に誕生し、 1951 年に現在の建物になりました。新しく建てられる歌舞伎座は 4 階建ての劇場と 29 階建てのオフィス棟からなる複合施設として 3 年後に完成する予定となっています。

16 ヶ月に及んだ「さよなら公演」は、大盛況のうちに幕を閉じました。 30 〜 40 年前には歌舞伎の存続が危ぶまれる時期もありましたが、さまざまな取り組みによって人気が回復し、新橋演舞場や京都南座、大阪松竹座の公演でも多くの観客を動員しています。

歌舞伎や能楽、人形浄瑠璃文楽などは、ユネスコ( United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization )の無形文化遺産( intangible cultural heritage )代表一覧リストに記載されています。また、改正教育基本法( Amended Fundamental Law of Education )は、伝統と文化の尊重を新たな教育目標として盛り込んでいます。例えば、中学校の学習指導要領( course of study )解説書は能、狂言、歌舞伎、落語なども含めた古典芸能への「関心を喚起することが大切」としています。

迫力のある演技や趣向に富んだ舞台装置などは劇場でしか体験できないものです。新しく生まれ変わる歌舞伎座でも歌舞伎の文化や伝統を継承するとともに、新たな名優の誕生が期待されます。


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