翻訳家によるコラム「契約書・政治経済・アート・スポーツコラム」

高橋翻訳事務所

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2012/02/27
メジャーリーグのキャンプインについて

契約書翻訳、経済翻訳、政治翻訳、スポーツ翻訳担当の佐々木です。

今回のテーマはアメリカ・メジャーリーグ(major league baseball)のキャンプインについてです。

メジャーリーグでは各球団がキャンプインし、今シーズンの戦いが始まりました。なんといっても注目の日本人選手は、テキサス・レンジャーズ(Texas Rangers)のダルビッシュ投手でしょう。キャンプイン初日には日米合わせて200名のメディアが訪れるなど、関心は高まるばかりです。その他にも日本プロ野球の第一線で活躍していた選手が数多く海を渡っており、シアトル・マリナーズ(Seattle Mariners)の岩隈投手、ボルティモア・オリオールズ(Baltimore Orioles)の和田投手はエース級としての活躍が期待されています。また、野手では青木選手がミルウォーキー・ブルワーズ(Milwaukee Brewers)へ、川崎選手がシアトル・マリナーズへ入団し、レギュラー奪取に向けて奮闘しています。メジャー組では、連続200本安打が10年で途切れてしまったイチロー選手。チーム方針により今シーズンは3番打者として起用される可能性が高いですが、必ず復活してくれるでしょう。また、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)へ移籍した黒田投手も注目度の高い環境でさらなる活躍をしてくれると期待しています。

一方、所属チームが未定の選手もいます。松井秀喜選手は依然として移籍先を探しており、22日には移籍先が決まらないままニューヨークへ出発しました。また、5年間在籍したヤンキースをFAとなった井川投手も日本で自主トレを行っていますが、当面はメジャーからのオファーを待つことを表明しています。ヤンキースとマイナー契約を結んだ岡島投手は、その後の身体検査で左肩の異常が見つかり、契約が解除となってしまいました。今後もアメリカでトレーニングを続けながら移籍先を探す方針です。

今シーズンも約20名の日本人選手がメジャーリーグの地を戦いの場として選択しました。ここ数年は苦戦する日本人選手も多く、メジャーリーグでの評価も落ち気味ですが、自らの力を信じて最高のプレーを見せてほしいと思います。


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