翻訳家によるコラム「契約書・政治経済・アート・スポーツコラム」



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2011/12/06
プロ野球・ストーブリーグについて

契約書翻訳、経済翻訳、政治翻訳、スポーツ翻訳担当の佐々木です。

今回のテーマはプロ野球のストーブリーグ(hot stove league)についてです。

福岡ソフトバンクホークスが8年ぶりの優勝を果たした日本シリーズも終了し、プロ野球の話題は早くも来季に移っています。今年はFA(free agent)宣言をする主力選手が各チームで相次ぎ、ソフトバンクホークスは長年チームを引っ張ってきた和田投手と杉内投手、そして川崎選手がFAを宣言しました。和田投手と川崎選手はメジャーリーグ(major league baseball)への挑戦を表明しており、杉内選手も国内の数球団が獲得に動くと見られています。他チームでは東北楽天ゴールデンイーグルスの岩隈投手が昨年に続いてメジャーリーグへの移籍を希望しており、新規参入が決定した横浜DeNAベイスターズの主砲・村田選手もFA宣言をしました。一方で、ポスティング・システム(posting system)を利用してのメジャーリーグ挑戦が注目されている北海道日本ハムファイターズのダルビッシュ投手は、依然として来季の去就を明らかにしていません。

FA制度による有力選手のメジャーリーグ流出は以前より懸念されていますが、決して長くはない選手生活に悔いを残さないためにも必要な権利でしょう。メジャーリーグから日本へ戻ってきた選手が海外での経験を次世代へ伝えることにより、プロ野球のレベルが上がるというメリットもあります。プロ野球の将来を見据えつつ選手の立場も尊重しなければならないという難題ですが、グローバル化(globalization)が進むスポーツ界では避けて通れない問題でしょう。


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