翻訳家によるコラム「契約書・政治経済・アート・スポーツコラム」



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2011/11/14
世界の推計人口について

契約書翻訳、経済翻訳、政治翻訳、スポーツ翻訳担当の佐々木です。

今回のテーマは世界の推計人口(calculated population)についてです。

世界の推計人口が70億人を超えました。国連(United Nations)の推計によると、2050年に93億人、今世紀末には100億人に達するとの見通しです。先進国(developed country)では少子化(declining birthrate)が進んでいますが、医療の発達や食料事情の改善によって途上国(developing country)や新興国(emerging country)の多くが多産多死から多産少死の状況へと移行していったことが人口急増の要因と考えられています。国別では2020年までにインドが中国を抜いて世界1位の人口を抱えることになることが予想されており、アジアの人口は2050年までに50億人まで増加する見通しです。対して、日本の人口は今世紀末に5,000万人にまで減少すると推定されています。

世界人口の急増により、水や食料、エネルギーの確保や分配をどのように進めるのかという課題も出ています。食料や資源の争奪戦も予想され、国際政治の力学が大きく変化するだろうと見る専門家も少なくありません。資源産出国(resource-producing country)が自国の利益のみを追求し、国際ルールを無視した行動に出ることがないよう、これまで以上に厳しい規制作りが必要でしょう。また、世界的に進んでいる高齢化社会(aging society)への対応も早急に行わなければなりません。食料自給率が低く、資源も乏しい日本にとって、高齢者の雇用確保、年金や医療制度の充実など、世界に先駆けて日本モデルを構築することによって、国際社会における日本の地位を確立するチャンスでしょう。


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