翻訳家によるコラム「契約書・政治経済・アート・スポーツコラム」



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2011/11/01
タイの洪水について

契約書翻訳、経済翻訳、政治翻訳、スポーツ翻訳担当の佐々木です。

今回のテーマはタイで起きている洪水についてです。

タイでは7月に発生した洪水の被害が拡大しており、特にチャオプラヤー川(Chao Phraya River)流域では深刻な状況となっています。9月中旬には中部の低地ほぼすべてが洪水の影響を受け、10月29日から迎える大潮(spring tide)のピーク時には首都バンコクでも広範囲にわたって浸水のおそれがあり、警戒を強めています。これまでのところ300人以上の死者が確認され、被災者も250万人以上とされていますが、洪水が収まる気配は見られません。洪水によって日本企業も現地工場での生産をストップするなど、経済にも影響が出始めています。トヨタ自動車は部品調達が困難になることが予想されるため、北米の4工場で生産を取りやめることを発表しました。その他日本企業も生産調整(production adjustment)を始めており、洪水の影響が長期化することも懸念されています。

日本政府はテントや仮設トイレなどの支援物資(relief supply)を送っており、今後は国際緊急援助隊として防水対策の専門家を派遣することも決めました。東日本大震災ではタイからも多くの支援が届きましたが、今回は日本が支援をする番です。一刻でも早く事態が収束するよう、日本が先頭に立って世界各国のまとめ役を担う必要があるでしょう。


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