翻訳家によるコラム「契約書・政治経済・アート・スポーツコラム」



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2011/10/17
ウォール街での抗議デモについて

契約書翻訳、経済翻訳、政治翻訳、スポーツ翻訳担当の佐々木です。

今回のテーマはアメリカのウォール街(Wall Street)を発端とした一連のデモ(demonstration)についてです。

アメリカでは失業問題や格差などに抗議するデモが9月から続いており、10月に入ってからはニューヨークのウォール街でデモが拡大しています。15日には抗議行動がアジアやヨーロッパの各国にも波及し、香港ではビジネス街の広場に約500人、韓国でもソウル中心部に約500人が集結して、貧富差や経済政策に対する抗議デモを行いました。また、シドニーやローマ、ロンドン、マドリード、フランクフルトでも大規模なデモ活動が行われるなど、デモは世界各地で勢いを増しています。特にローマでのデモには国内各地から参加者が集まり、その数は数万人に及びました。参加者のうちの一部が銀行や商店の窓ガラスを割るなど暴徒化して警官隊との衝突も起きています。日本でも日比谷公園周辺などでデモ行進が行われました。

パリではG20(Group of Twenty)が2日間の日程で行われ、世界経済の下方リスクに「断固として対処する」方針を掲げた声明をまとめて閉幕しました。しかし、各国の思惑もからんでいるため、市場関係者からは冷ややかな反応も目立ちます。金融危機によって世界的に広がった景気の悪化や経済格差が背景にある今回のデモは長期化するとの見方もあり、各国が一刻も早く対応を示さなければ世界経済の回復は不可能となってしまうでしょう。


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