翻訳家によるコラム「契約書・政治経済・アート・スポーツコラム」



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2011/08/03
国産牛肉の放射能汚染について

契約書翻訳、経済翻訳、政治翻訳、スポーツ翻訳担当の佐々木です。

今回のテーマは、被害が拡大している国産牛肉の放射能汚染についてです。

福島県産の肉用牛から国の基準を超える放射性セシウム(caesium)が検出された問題で、福島県と宮城県は牛肉の出荷を停止しました。岩手県も近いうちに出荷停止の措置を取る予定となっており、被害は急速に広がっています。福島第一原子力発電所(Fukushima Daiichi Nuclear Power Station)の事故によって、牛の餌となる稲わらが放射性セシウムに汚染されていたことが原因と見られていますが、稲わらの放射能汚染の危険性を重要視していなかった農林水産省(Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries)の責任は免れません。

汚染された牛肉がどの程度流通しているかは依然として不明のままで、消費者の不安は高まっており、全頭検査の実施を行うなどして速やかに安全性を明確にしなければなりません。実際に風評被害などで販売不振に陥っているブランド牛の産地も出てきています。

汚染牛肉を1キロ摂取した場合でも、日本とアメリカの間を航空機で移動した際に受ける放射線量を下回ると政府は発表していますが、より具体的かつ詳細な説明をしなければ、消費者の安心を得ることはできないでしょう。


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