翻訳家によるコラム「契約書・政治経済・アート・スポーツコラム」

高橋翻訳事務所

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2011/07/19
大相撲・魁皇関の通算最多勝について

契約書翻訳、経済翻訳、政治翻訳、スポーツ翻訳担当の佐々木です。

今回のテーマは、大相撲の魁皇関が達成した通算勝利数の記録についてです。

大関(Champion)の魁皇関が名古屋場所5日目で勝利を挙げ、通算勝ち星を歴代最多の1046勝としました。元横綱(Grand Champion)の千代の富士が持つ1045勝まであと1勝で迎えた今場所は初日から3連敗と出遅れましたが、4日目に歴代最多に並び、5日目には連勝で新記録の樹立を果たしました。

初土俵から23年、大関在位65場所での達成に館内は大きな歓声に包まれ、魁皇関も記録のプレッシャーから解放されたことでしょう。しかし、今場所はここまで黒星が先行しており、「喜んでいられない」と気を引き締めなおしていました。

魁皇関は64代横綱の曙、65代横綱の貴乃花、66代横綱の若乃花などと同期で、大相撲人気を支えた1人として、いまだ現役として土俵に上がっています。角番(do‐or‐die tournament)は13度と、元大関・千代大海の14度に次いで2番目に多く、周囲から引退を勧められた時期もありました。しかし、不屈の闘志で相撲を取り続け、名古屋場所の千秋楽には39歳を迎えます。

持病の腰痛(lower back pain)を抱えるなど、満身創痍の状態で土俵に上がる魁皇関ですが、相撲ファンのために1日でも長く相撲を取り続け、そして1つでも多くの勝ち星を積み上げてほしいと思います。


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