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2011/07/12
南スーダンの独立について

契約書翻訳、経済翻訳、政治翻訳、スポーツ翻訳担当の佐々木です。

今回のテーマは、スーダン(Republic of the Sudan)からの独立を果たした南スーダン(Republic of South Sudan)についてです。

南スーダンは7月9日に独立を宣言し、新首都のジュバ(Juba)では独立記念式典が行われました。式典には国連の潘基文(Ban Ki-moon)事務総長など約3,500人が出席し、スーダンのバシル(Omar Hasan Ahmad al-Bashir)大統領も演説で祝福しました。南スーダンはアフリカ54番目の独立国となり、14日の国連総会(United Nations General Assembly)で193番目の加盟国となる予定です。

30年もの間続いた南北内戦では200万人以上が犠牲となりましたが、2005年に包括和平合意が調印され、平和的解決への機運が高まりました。その後、今年1月の住民投票で約99%の住民が独立を選択しています。

しかし、南北境界に位置し、油田地帯でもあるアビエイ(Abyei)地区の国境は依然として未確定のままとなっています。また、油田だけでなく、金やダイヤモンドなどの資源が豊富な南スーダンでは、先進国の資源争奪戦が早くも始まりました。

南スーダンはインフラが未整備のうえ、人材も不足しています。独立後の安定した政権運営を支援するため、国連安全保障理事会は8,000人規模の「国連南スーダン派遣団(UNMISS:United Nations Mission in the Republic of South Sudan )」の派遣を決めました。日本も積極的に支援を行い、国際的な存在感をアピールする必要があるでしょう。


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