翻訳家によるコラム「契約書・政治経済・アート・スポーツコラム」



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2011/04/13
大相撲・八百長力士の処分について

契約書翻訳、経済翻訳、政治翻訳、スポーツ翻訳担当の佐々木です。

今回のテーマは大相撲の八百長(match-fixing)に関与した力士の処分についてです。

日本相撲協会は(Japan Sumo Association)4月1日に臨時理事会を開催し、八百長への関与が認定された23名の力士に対して処分を通告しました。処分の内訳は「引退勧告」が19名、「2年間の出場停止」が3名、「退職勧告」が1名で、事実上の角界追放となっています。また、弟子が関与した親方への処分も含めると、総勢40名もの大量処分という厳罰が下されました。

しかし、特別調査委員会の調査が不十分との指摘もあります。当初から関与を認めていた3名の他に自供した力士はおらず、携帯電話のメール以外には証拠も見つかっていません。最終的に3名の供述と取り組みの結果を照合し、八百長への関与の有無を判断しました。このような調査手法には処分の対象となった力士からも不満の声が上がっており、八百長の全容解明には時間がかかることが予想されます。

放駒理事長は5月の夏場所についても開催を見送り、代わりに技量審査の場所を行うことを発表しました。八百長に関与した力士の処分だけでなく、明確な再発防止策を示して相撲ファンの理解を得なければ、本場所の再開は困難でしょう。


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